楚歌(もどき)やまな白タマ †Kの意思†

あけましておめでとうございます。YSです。

コロナがいつまで経っても終息する気配がなく気が滅入っておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

また自粛が始まり大会がしばらくなさそうですが、アニメも始まったことですしウィクロスに人が集まるよう頑張ってほしいところです。 

前置きはこれくらいにして、本日紹介するのはこちら。珍しくキーセレの話です。

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プリンセスディフェンスを搭載した楚歌(もどき)タマ(命名:やまな白タマ)です。

 

・デッキがデッキるまでの経緯

202X年、ウィクロスは、楚歌の炎に包まれた。

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あらゆるデッキは、絶滅したかに見えた。しかし、一部のデッキは死に絶えていなかった…

  • 『四炎楚歌』『ホーリーグランドスラム』『永遠の鍵タマヨリヒメ』を使って楚歌を3発打つタイプのタマ(通称:楚歌タマ)
  • 『絶縁の豪爪』『四炎楚歌』によりライフを全て叩き割りドーピングで詰めに来るタイプのレイラ(通称:爪レイラ)
  • 『繚乱する花束 アルフォウvsハイティ』で序盤の防御の薄さという課題を解決した夢限、糾う
  • 周りの防御力が上がり立ち位置が下がったが、依然として『時雨の調 ゆきめ』『炎真爛漫』『歌舞熱曲』という強力な詰め筋を持つ華代
  • 楚歌タマ、華代相手にしっかりと対抗できるにじさんじ

・・・・・・

 

はい、というわけで本日はキーセレの話です。

色々バタバタしててLGP終わったくらいからウィクロス復帰したわけなんですが、キーセレ君は楚歌で環境がめっちゃくちゃになってたみたいですね。

 流れてくるレシピ見てて気を付けるのは上にあげたやつらっぽかったんで、その辺に対抗できるデッキを目指しました。

 

・元となった構築

LGPベスト4:せつびごさん

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 金プレタマにLRPがいっぱいで値段がすごそうですね。あんまり名前を見たことない方ですが、一体どこの誰なんでしょうか(すっとぼけ)。

それはさておき、個人的にこのデッキの気に入った点は以下の通りです。

  • 『プリンセスディフェンス』により爪レイラ、楚歌タマ相手に後手からでもショットを止められる点
  • 連発できる『ナンバーバインド』により華代にも対抗できる点
  • 『四炎楚歌』が入っているので楚歌タマみたいな動きも可能
  • アーツによって防御面数が傘増しされている点

童話型の楚歌タマはミラー後手や楚歌ショットを耐えられる構築に弱く、それらに対抗できるこのデッキはかなり魅力的に感じました。

というわけでこの構築をパクリ、そこから自己流のアレンジを加えて下の構築に行きつきました。

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せつびごタマからの主な変更点は以下の通りです。

  • グラスラの採用により楚歌が三発打てるようになったこと
  • メンダコを不採用にしたことから必要なタイミングで的確に回収することが難しいと感じた白ブライド、ユキダルマのリストラ
  • 上でリストラしたカードの代わりに基本的にいつ引いても強いクイン(青要員かつ有効LB)の採用

他にも細かい変更点はありますが、大体はこんな感じです。

また、華代に有利が取れるようメンダコを不採用にしてバインドを残していますが、ピン投に触れる機会を増やしたかったりハンデスに対抗できるようにしたかったら、バインドを切ってメンダコでもいいと思います。

 

各対面の動き

相手の盾やエナの数を見ながらじわじわと攻めていき、詰められそうなら楚歌グラスラで詰めに行きます。また、防御が足りなそうなら楚歌をプリンセスで切って防御を傘増しします。

こう言うとちょっとスイッチがうまくなった楚歌タマみたいに聞こえるかもしれませんが、楚歌タマと違う特定の対面に対して意識するべき点を書いていきます。

 

・対楚歌タマ(先手:有利 後手:五分)

ビカムがなければ先手が有利なマッチなんで、後手をとったとき意識するべきことを書いていこうと思います。

正直かなり引きに左右される対面なんですが、動くうえで意識が必要なことを書いていこうと思います。

 

・序盤の動き

3ターン目に白4+何かをエナに置いておかないと楚歌三発でお陀仏になるので、その状況をつくれるよう意識して動きます。

向こうもLB怖くて殴ってくるはずなんで盾からエナはもらえると思いますけど、それだけじゃエナは全然足りないんでオシャブは絶対引きましょう。

ちなみに僕はマリガンの段階でオシャブがいなかったら五枚マリガンしてます。相手がタマじゃないってわかってるならそこまでしなくていいかもしれませんが、相手のルリグがわからないときはオシャブを引く確率を1%でもあげるようにしてます。そこまでしてもオシャブを引かないときはラティナでオシャブをサーチします。ラティナもオシャブも引けなかったら負けなんで諦めましょう。試合終了です。

オシャブを引けたら一枚でも多く相手の盾を割れるよう、ラティナ、ボブスレー、ヨミフダを使ってビートします。相手の盾を減らさないと楚歌ショットの後返しを構えられてしまうので、盾は減らし得です。また、3ターン目はナンバーバインドが怖いんで合計レベルが7の盤面を作るよう意識しましょう。

3ターン目に白4枚を構えることが出来たら、他のエナはグラスラを打てるよう青やマルチを積極的にチャージしましょう。白4が残せてマルチを消費せず貼れるなら、要求値が上がるんで永遠キーも出し得です。

 

で、ここからはレベル4の攻撃を耐えた前提の話をしたいと思います。

 

分岐1.こちらの4のターンで仕留めきれそうなとき

実は発生することが非常に少ないんですが、一番楽なパターンです。

おそらく向こうもプリンセスは読んでくるんで返しは構えられることが多いですが、返しを構えられない時やこちらの要求が低いことにかけてくることも多いんで、手札やエナを計算して詰め切れそうなら詰めに行きましょう。

童話が貼られているなら想定はこのアーツ構成。

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防御面数を意識した構成ではメンダコがバインドだったりブリフォだったりしますが、大体こんな感じだと思います。

画像を見ればわかるようにエクシードとエナに頼らない防御は存在しないので、グラスラで楚歌を連打して詰めに行けそうなら詰めに行きましょう。

 

分岐2.こちらの4のターンで仕留めきれそうにないor相手のアーツが分からなくて詰められるか怪しいとき

大体はこのパターンです。 このパターンは返しを構える必要があるんですが、向こうにグラスラ三発撃つ余裕がありそうなら永遠キーは使い物にならないんで即アーツ回収に回します。

場合によってはエクシードを一回も使わず破棄することになりますが、命には代えられないんで仕方ありません。

また、エクシードを二発使わせたら防御差で普通に負けることが考えられるんで、可能であればこちらもグラスラで楚歌をパクって向こうのエクシードを減らしておきましょう。

 

対夢限(先手後手:ともに有利)

想定アーツ構成はこれ。

レシピ:シモーネさん

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楚歌ショットかけようにもTMB一矢ハッピーでまず無理なんでロングゲームに持ち込みます。

イノセンスが重いはずなんで有利に持ち込めると思いますが、グラスラでパクりたいマイオーラを5ルリグの出現時にルリグの下に格納されちゃうんで、楚歌は向こうが5に乗るまで残しておき、マイオーラを下から引っこ抜きましょう。

また、上で挙げたムーブで『楚歌』『グラスラ』は使っちゃうんで、プリンセスはバインドにあてて使いましょう。

 

対華代(先手:有利 後手:微有利)

バインド三発+楚歌にあてたプリンセスで守りながら勝利を目指すのが基本の流れです。

ただ向こうがエクシードキーを貼ってある状態でエクシードを残してこちらが4にグロウした場合、楚歌を打った方が勝利に近づくこともあるので、その場合はプリンセスをグラスラにあててもいいと思います。

あと、こちらの盾が0になってから永遠キーを貼ると非常にバリューが低いので、なるべく盾を残した状態で永遠キーを貼れるよう心がけましょう。

 

にじさんじ(先手後手:ともに不利)

ショットをかけようにもTMBとキーに阻害され、攻撃力も高いことからかなり厳しいです。

3点要求を一枚ですべて止められるアーツはナンバーバインド以外入っていないはずなんで、序盤から盾を削っていき終盤はナンバーバインドに引っかからない盤面を意識しながら要求すれば勝てると思いますが、かなり引きが強くないとまず勝てないと思います。

 

・終わりに

というわけでプリンセスディフェンス採用型の楚歌タマの記事でしたが、いかがだったでしょうか。

正直もっと書きたいことがあるんですがキリがなくなっちゃうんでいったんこの辺で。

気が向いたら追記とか別の型についても触れてみたいと思います。

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V・A・N・I・L・L・A バニラ!

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こんにちは。最近バニラ求人のテーマソングがマイブームなYSです。

一説によると僕が住む八王子にもバニラカーが現れたことがあるらしいので一度お目にかかりたいものですね。

 

ところでバニラという単語。みなさんは一体何を思い浮かべるでしょうか。

バニラアイスなどを思い浮かべる人もいるとは思いますが、カードゲーマーの多くはアイスよりもまずこのようなカードを思い浮かべるのではないでしょうか。

 

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特に何の効果も持たないカード群。所轄バニラですね。

 

で、このバニラってカード群のシグニって、ウィクロスだとわりと価値が低いと思います。なぜかというと、効果シグニたちが強すぎるからです。

 

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この《ジャンヌ》ってシグニ、アーツ効かない上に連パンできるとかいうわけわかんない効果してます。

現代ウィクロスはこんな風に化け物みたいなシグニがうじゃうじゃおり、まともにやりあってたらとてもじゃありませんがやってられません。

 

何とかして相手の強すぎるシグニを《コマンダー》に変えられる方法が…

 

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「呼んだ?」

 

いやでもお前4に乗らなきゃなんも出来ないやん。相手に先に乗られて4で殺されたらどうすんねん。

 

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いやでも相手もビカム持ってたらどうすんねん

 

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ウィクロスさいかわカード

 

いやでも相手の先3リンゼ三面どうすんねん

 

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というわけで、バニラ求人に募った皆さんでデッキを組みました

 

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・コンセプト

死ぬ気で先に4に乗って相手が倒れるまでルーブル二面+エクシードを続けましょう。

スペルやアーツを使用してくるであろうデッキにはエクシード面にリンゼを添えて除去の要求値を上げていきます。

エクシードが足りなくなったら月欠けで回収しましょう。アヴァロンの回収は大半が月欠けです。

 

・各対面

【WIXOSS】ルリグ格付けチェック(オールスター編前編) - 岬ちゃん待機botの日記

にあげたもので上位の者を主に解説。

 

・リル

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先に4に乗られると大体そのターンに死ぬので4に先乗りをまず目標に動きます。

相手がリンゼ三面を止められないことがわかっているなら3にグロウしてリンゼ三面でオーケーですがそれ以外のパターンは基本二止め合戦で戦います。

それなりに下級も多く《アロス&コードピルルクKEY》でルリグも毎ターン止められるので二止め合戦はこちらに分があると思います(一人回しした感じですが)。

3にグロウされたら向こうのリンゼを止めて返しに《ビカム・ユー》で先乗りしましょう。

シグニ能力にかなり依存したデッキなので、シグニの効果無効がかなり重いはずなので4にグロウできれば封殺できるはずです。

ただ《ゆきめきー》や《コグネイト》の面明けがあるのでそこには注意して動きましょう。

 

・エルドラ

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毎ターンアタック時バースト発動がややめんどくさいので盾をキープして戦いましょう。

ミミック》や《ヒナニギス》が発動出来なければ無限防御はほぼ不可能なので、シグニ効果を封殺するように動きます。

向こうが5にグロウするターンは《ノイヴァン》のLBが山から発動されルーブルの能力が消されるので、そのタイミングはルリグでエクシード三面ばらまいておきます。

他はシグニ能力以外の除去が乏しいのでルーブル二面+エクシードで十分だと思います。

ただ《無垢なる宝剣》や《ハンマー・チャンス》が怖いのでなるべくリンゼは添えてアタックしましょう。

 

ダッシュタマ

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リンゼ三面出来るなら3にグロウしてリンゼ三面、それ以外は二止めで戦いましょう。

基本4にグロウすればよほどのことがない限りシグニに殺されることはないはずです。

イノセンスからの《アークオーラ》が怖いのでなるべく盾をキープしておき、ハンドに《ノイヴァン》をかまえ《アークオーラ》の弾を減らせるように動きましょう。また、《割裂》が飛んでこなければ《アヴァロン》からツーテンを蘇生してエクシードをまけば事足ります。

 

その他の対面

・シグニ依存のデッキ

大体有利

 

・ルリグが除去持ち

大体不利

 

終わりに

というわけで世界大会に関係なかった人のレシピでしたが、いかがでしょうか。

環境に不利な相手が数多くいますが、リル、エルドラ、ダッシュタマなど特定の相手にメタを張れるデッキです。

ほんとはもっとかきたいポイントや別の型にも触れたかったのですが、疲れたのでいったんこの辺で。

気が向いたらぼちぼち追記します。

 

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【WIXOSS】ルリグ格付けチェック(オールスター編後編)

こんにちは、いきなり暑くなってびっくりしてるYSです。

 

前回のブログでオールスターのルリグ格付けを行い、S、Aランクのルリグを解説したので今回はつづきのA-,Bランクのルリグを解説したいと思います。

 

↓前回のブログ

格付け表


S:ダッシュリル
A+:エルドラ
A:4グズ子、ウムル、ダッシュタマ、ドーナ
A-:ハナレ、ウリス、タウィル、創世、祝輪、アイヤイ、サシェ、カーニバルQB
B:不敗、ユキ、ウトゥルス、フレイスロ、リメンバ、ママ

etc...

 

S:一流ルリグ、A+:普通ルリグ、A:二流ルリグ、A-:三流ルリグ、B:そっくりさん、etc:写す価値なし

 

各ランク解説

A-(三流ルリグ)

 デッキパワーが高く遭遇することも少なくないデッキ群。あまり器用ではなくまっすぐなものが多く、有利な対面と苦手な対面がはっきりと分かれている。

 

・ハナレ

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登場時からなんだかんだずっと環境にいるルリグ。

アンブレで《フミン》の登場により序盤のアグロの安定度が大きく増し、《キョゲン》の登場で4以降の動きも安定しやすくなり、デッキパワーを格段に上げました。

ですが黒ルリグの宿命として各種耐性持ちの攻撃を止める札が少なく、また防御が5にグロウするまでやや薄いことがネック。防御回数も多い部類ではありますが、他のデッキもアンリミ・アンブレの強化により攻撃力、防御力を上げており、現環境で防御力が一番とは言い難いと思います。

環境中堅以下(この格付けではA-以下)には有利対面が数多くいますが、上位陣(この格付けではA以上)には厳しい対面が多い印象です。

・ウリス

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僕がウィクロスを始めたルリグ(どうでもいい情報)。

ルリグが疑似的に毎ターン二点要求をかけることができ、キー破壊という他にはない強みを持つルリグ。《エニグマ・オーラ》もチアの登場により理論値4点回復のカードにパワーアップし、アンブレで受けた恩恵はかなり大きいです。最近はシグニがチアを含め強烈な要求をかけてくることが多いため、ルリグ止めアーツに枠を割いているデッキが少なめなことからルリグアタックの通りもよく、相手にリフレッシュを連打できることからエルドラ相手に《トオン》の上からリーサルを要求することも出来るため、環境との噛みあいも悪くないと思います。

ですがハナレと同じで黒ルリグの宿命として各種耐性持ちの攻撃を止める札が少なく、防御が5にグロウするまでやや薄いことがネック。またシグニのカードパワーやリソース獲得能力が低いという課題は長年解消されていないことからこの位置に。

・タウィル

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 天使のタウィルちゃん。

《シェムハザ》《シュブニグラ》《ガブリエルト》といった各種耐性持ち天使で攻めるルリグ。

コリジョンで《アロス&コードピルルク KEY》が登場したことから《アグライア》や《マスティマ》を百パーセントヒットにする構築も可能になり、《ハイマット・レイ》の登場で以前よりはダッシュタマやダッシュリルに対抗できるようになりました。

ですが序盤の防御力の低さという課題は解決されておらず、早い段階から連パンが可能なデッキ(例:グズ子、アイヤイ等)には厳しい戦いを強いられることが多いです。また4ルリグの拡張防御効果はヘルボロスがいると使えないことからヘルボロスを何度も立てられるデッキ(例:ウムルハナレ等)もアーツを寄せないと厳しいです。

レベル5という性質上アーツが4枚しか採用できないことから、序盤の受けを強くしようとするとヘルボロスが厳しくなり、ヘルボロスの処理を重く見ようとすると序盤の受けがもろくなる印象で、広く対応するのが難しいといった印象です。

 

・創世

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 ダッシュじゃないタマその1。

数多くのアーキタイプが存在しますが、《ぶりっつ・あーや》と《ブリーディング・フォース》を搭載すればダッシュリルに対抗でき、《アヴェンジャー》を採用すればエルドラに有利をとること出来ます。《メンダコ・ギロチン》の登場で《アヴェンジャー》の安定性が上がっているのも追い風。

ですがダッシュタマが止まらないことも多く、エクストラターンを耐えきれる対面は厳しいことからこの位置に。

 

・祝輪

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 ダッシュじゃないタマその2。

ルリグの自動テキストや《アイアース》、《先駆の大天使 アーク・ゲイン》などの各種耐性シグニのおかげで攻撃力が非常に高く、ルリグやアーツの防御に頼ったデッキにはかなり有利に立ち回れます。

ですが各種耐性の攻撃を受けることが出来るデッキ相手にやや厳しく、防御力が低めなことからこの位置に。

・アイヤイ

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 元祖連パンマン。

チアシグニ《リアダシツ》の登場によりシグニの攻撃力が大きく向上、《カーケシ》のライフバースト無効化能力によりエルドラにも対抗でき、レベル5にグロウした後は《フラコスタ》の完全耐性アタックで詰めに行くことが出来ます。アーツの選択肢も広く、見たい相手を重く見ることが出来ます。

ですが防御力が低く、攻撃を何回も受け切られると耐久出来ないことからこの位置に。

・サシェ

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 4型と5型二つのアーキタイプが存在するデッキ。

4型は《フルムーン》や《サタン》といったシステムレゾナで相手の動きを制限し、5型は《ジ・アース》により全面アサシン付与したあと各種耐性を付与して詰めに行きます。チアシグニ《モノセロス》により耐性が以前より強固になりました。

ですがどちらのタイプも防御力が低いこと、やや速攻に弱いこと、またルリグアタックを止める手段が乏しいことからルリグで詰めに来る対面が厳しいことからこの位置に。

・カーニバルQB

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 《サンスポット》や《ビッグバン》で早い段階でライフを大量に叩き割りジョーカーで鯖や各種ライフバースト、シグニ能力、多色アーツを使えなくして詰めるデッキ。

Aに置くか迷いましたが、《アロス&コードピルルク KEY》の登場でルリグアタックの通りが悪くなり、詰めをルリグアタックにかなり頼っていることからこの位置に。

 

B(そっくりさん)

独特な効果をもつカードが多いデッキ群。有利な対面にはとことん強いが不利な対面にはとことん弱いものが多い。

 

・不敗

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《レイラキー》を貫通するエナ除外をもち、相手の多色アーツ等を封じていきます。

防御をエナに頼ったデッキには強いですがエナに頼らない防御を持つデッキには弱いためこの位置に。

 

・ユキ

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バニラ大好きガール。

シグニ能力に頼ったデッキ(エルドラ、ドーナ等)にはめっぽう強く、ダッシュタマやダッシュリル相手も4にグロウさえできればほぼ封じることが出来ます。

ですが防御面数が多くないことからルリグが除去能力を持ったデッキ(タウィル、ハナレ、ウムル、ウリス等)やルリグ耐性を素で持つ相手(アイアース、ガブリエルト、コンテンポラ等)に弱いことからこの位置に。

ちなみに個人的には最近組んでホットなデッキです(どうでもいい情報その2)。

 

・ウトゥルス

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毎ターンノイヴァンマン。

《ゼウシアス》など強力なシグニも搭載し、ルリグ効果に防御を頼ったデッキには非常に有利です。

ですが《邪眼ウリス》に先にグロウされるとゲームが終わることや、耐久力が低いことからノイヴァンLB攻撃を受け切れる相手には弱いことからこの位置に。

 

・フレイスロ

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ウェポンガール。

毎ターン大量のウェポンをハンドに供給できることから《アヴェンジャー》の連射が安定しやすく、エルドラ相手に有利に立ち回ることが出来ます。

ですが防御面数が少ないことから耐久力が高いデッキが苦手なのでこの位置に。

 

・リメンバ

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凍結ガール。

対戦相手のエナやハンドを没収しまくり《レオニズ》によりリソースを与えない攻めを続けていきます。

ですが自身のリソース獲得能力が低く、リソース干渉に強いデッキに弱いことからこの位置に。

 

・ママ

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バブミルリグ。

英知軍団による各種耐性で押し切るデッキ。

ダッシュタマ相手も先に4にグロウできる構築にすればこわくありません。

ですが英知の耐性の上から攻撃を止められるデッキには弱く、防御面数も多くないことからこの位置に。

 

・アン

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《コンテンポラ》という糞つよ耐性シグニを擁するルリグ。

《コンテンポラ》をどうしようもない相手はほぼ完封することが出来ますが《コンテンポラ》の上からダメージ要求を出来るデッキには弱いことからこの位置に。

 

終わりに

そんなわけでオルスタ格付けは以上になります。

前のブログでも書いたようにこの格付けはあくまで筆者の「個人の感想」なので、こんな考えもあるのかくらいの温かい目で見てくれたら幸いです。

コロナで大会が開かれていないことからまだ日の目を浴びていないデッキもあるとは思うので、早いところ終息してほしいですね。

それではまた。

 

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【WIXOSS】ルリグ格付けチェック(オールスター編前編)

 

【注意】

このブログは独断と偏見が非常に多く含まれております。それでもいいよって方のみお読みください。

 

 

みなさんこんにちは。コロナで岬ちゃんが迎えに来てくれなくなったYSです。

コロナでうぱもセレモニーも滅んでしまいましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

僕の方はなんとかオンラインウィクロスなどで辛うじてウィクロス成分を接種している状態です。おうちから出れなくてあまりにも暇すぎるので、オンライン対戦してくれる方は是非誘ってください。

 

そんな暇な中、ぼーっとTwitterを眺めていたらキーセレの格付けが回ってきて、結構盛り上がってるのを見ました。

 

参考:

WIXOSS】宇宙一正しいルリグランク表を作る〜キーセレ編〜 - 紙のダイアリー(著:ぱ)

http://pakushinwx.hatenablog.com/entry/2020/03/30/183454

 

 

これを見て面白そうだし僕もやってみたいなと思った次第でございますが、キーセレはぶっちゃけよく知らないデッキが多いのと、バーストの有無などにより一言でランク付けするのは難しいと思ったのと、何より他の人がキーセレやってるのにキーセレやるのもしょっぱいかなと思ったので、オールスターのランク付けをやることにしました。

 

ということで長くなりましたが、本題の格付け表(※1)(※2)です。

 

格付け表


S:ダッシュリル
A+:エルドラ
A:4グズ子、ウムル、ダッシュタマ、ドーナ
A-:ハナレ、ウリス、タウィル、創世、祝輪、アイヤイ、サシェ、カーニバルQB
B:不敗、ユキ、ウトゥルス、フレイスロ、リメンバ、ママ、アン

etc...

 

※1:ランク分けはまずデッキパワーの高さで分類し、そのうえで相性などの関係から有利な対面が多いほど上位に行きます。

各ランクはS:一流ルリグ、A+:普通ルリグ、A:二流ルリグ、A-:三流ルリグ、B:そっくりさん、etc:写す価値なし、となっております。

 

※2:これは全て筆者の独断と偏見に基づく格付けです。実際忘れているルリグや筆者が強さを知らないルリグもいると思いますし、相性などの関係からランクが低くても上位ルリグに勝てるデッキもあるとは思うので、このランクはあくまで目安の一つでしかないとご理解ください。

 

各ランク解説

今日はS、A+、Aランクのルリグを解説します。

A-,Bランクはまた後日続きをアップします。

 

S(一流ルリグ)

環境で最高位に位置するルリグ。カードパワー、有利な対面の多さともに環境でトップクラス。

ダッシュリル

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《ジャンヌ》の登場によりアンリミ後からアーキタイプが存在しましたが、アンブレの強化によりデッキパワーをはるかに上げました。

一見似たようなデッキタイプとして《ダッシュタマ》が存在しますが、オーネストによるアーツ制限、対戦相手のルリグ効果へも通用するルリグがライズに付与する耐性、蟹キーを採用できることやショットに必要なシグニが少ないことからのメタ盤面の組みやすさ、またデッキの回転力の高さから各種メタカードの運用のしやすさ、及びルリグ効果や防御アーツによる防御力、またセカンドアプローチの強力さなどの点で、ダッシュタマと大きく差別化できると思います。

また、ダッシュタマはアンブレイカブルのルリグ相手にレベル4へのグロウを許してしまうと厳しいゲームが多いことや、ハイマットレイを乗り越えることが難しかったのでやや向かい風だったのですが、リルはそれらの上からも詰めに行けるパワーがあるのでリルをこの位置に置いています。

また、ダッシュタマ対リルのゲームはダッシュ3-リル2の状況でのダッシュ側のリンゼ三面を止められる構成ならリルの圧倒的有利、それ以外はおおむねリルの不利です。

 

A+(普通ルリグ)

S(一流ルリグ)には及ばないもののカードパワーが高く、有利対面が非常に多いデッキ。

・エルドラ

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盾を操作し《トオン》やその他強力なバーストを操り戦うルリグです。

対策なしでは永遠に突破できないことも考えられ、デッキパワーも高いため今のオールスターでは絶対に意識しなければならない相手といっていいでしょう。

ただ各種メタの対象になってしまっていることや、リルが対策を積んだ場合はほぼリルの勝ちとなってしまうためこの位置に。

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ほとんどがレベル5にグロウするタイプで、《MASTER》と《ULTRA》の二つのアーキタイプがありますが、過半数がリソースの獲得力と攻撃力の高い《ULTRA》となっています。

《MASTER》はエクシードによる小回りの利いた防御が出来るので、ライフに頼らない防御手段が欲しい場合はMASTERもありだと思います。

 

A:普通ルリグ

カードパワーが高く遭遇頻度も高いデッキ。SやA+ほどではないが有利対面も多い。

ただ一部明確に苦手な対面がいるデッキ。

・ドーナ

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最近では《アロス&コードピルルク KEY》と《ハイマットレイ》を採用した型が主流です。

《アロス&コードピルルク KEY》でレベル5に乗るまでのルリグアタックという課題を解決し、またデッキの純度を上げることで安定性を大きく増し、そして《サトリーナ》とあわせて《ハイマットレイ》を使うことによりリルなどの各種ショットデッキへ強く出られるようになりました。また、《ヌエ》の存在からエルドラにも非常に有利です。

デッキパワーも十分あるのでA+にあげるか迷いましたが、某数字の人からデッキパワーそんなに高くないということとショットにも突破されうるというクレ…主張をいただいたためこの位置に。

 

・4グズ子

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遊具ガール。弱気な設定なのにデッキは超強気。

攻撃力が非常に高く各種ショットデッキへもそれなりに立ち回ることはできるのですが、エルドラなど耐久力が高いデッキがやや苦手なのでこの位置に。

・ウムル

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使用率はあまり高くないですがルリグについている《レイラキー》の上位互換のようなテキスト、及び《ナイトゴン》や《ヘルボロス》など強力なカードを擁することからこの位置に。アーツの選択肢も広くどこをみたいかによって変えることが出来ます。

しかしレベル5という性質上採用できるアーツは4枚まででありすべてに対応することは難しいのでこの位置に。

ダッシュタマ

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かつてのSルリグ。

アンブレで不利対面が増えたことや《ハイマットレイ》の登場で向かい風なためこの位置に。

ですがリルやエルドラにも勝てる可能性があり止まらない対面、及びイノセンスという唯一無二の詰め筋を持っているためこの位置に。

 

終わりに

そんなわけでまだ解説の途中ですが、いかがだったでしょうか。

初めにも書いたようにこの格付けは独断と偏見による「個人の感想」です。

違った意見を見てみたいとは思うので、考えてみてなにか思うことがある人は是非教えてほしいです(大会ないから考えようがないとか言わない)。

それでは前編はここまでで。よろしければ後編をお待ちください。

 

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ピルピルキーリワト

お久しぶりです。はじめましての方ははじめまして。誕生日に口を利いた人はコンビニの店員さん一人だけ。YSです。

 

コリジョンが発売されてそろそろ一月ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

大会も自粛する店が多く、TCGをする機会が少なくなった人も多いと思います。僕もウィクロスパーティーと言う唯一の生き甲斐を失い、新しい生きる糧を探している最中です。

 

さてそんなことはさておき、本日の本題に入っていこうかと思います。

最近のオールスターはチアや4帯の高攻撃力ルリグの登場で高速化が進み、従来の無限防御デッキたちは数を減らし、有限防御のなかで高い攻撃力の殴り合いが主流になってきている印象です。

巷でもよくオールスターのデッキが

「防御はキーセレ」

とか言われてるのを耳にします。

 

キーセレ?

オールスターでキーセレ?

 

 

 

 

 


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参考→(https://misaki-chan-taiki-bot.hatenablog.com/entry/2019/07/11/160229

オールスターでキーセレといえばリワト。

ということで前置きが長くなりましたが、今弾で新しくなったリワトのレシピです。


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・コンセプト

不純物減らす!フレイン当てる!死ぬ気でビートする!相手が死ぬまで守る!

 

・各カード解説

 

・ピルピルキー
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正式名称が長すぎる。

コリジョンが出てから、さまざまな鯖を入れたくないであろうデッキで見かけるこのキー。

従来の構築ではリワトの鯖は不純物でしかない上に枚数もあんまり積めなかったので、序盤からルリグアタックバンバン食らってアーツを吐かなきゃならず、終盤のフレインで鯖がめくれてストレスがたまると言う場面がいやと言うほどありました。

しかしこのカードのおかげで序盤から毎ターンルリグアタックを止めつつ、不純物を減らすことが出来ました。

出現エナチャージもgoodです。

 

・アイドルディフェンス、炎のタマ

チア含め全部止めたいときやリルやダッシュタマ等の攻撃を止めるために採用。

昔よりフレイン当たりやすいことやフレイン連打する場面も少ないと思ったのでアーツのカロリー遊んじゃってます。

ちなみにリル相手のためとは書きましたが先4で打ってグロウ出来るか怪しい気はするというか多分できない気はするのでビカム積んだ方がいい気はします。

 

・アンチアビリティ

これないとダッシュタマ相手不安なので採用。

ダッシュ考えないなら適当に変えちゃっていいと思います。

 

・ダークコグネイト

なんか軽いアーツ欲しかったので採用。

 

・レベル4ルリグ

ピルピルキーの存在から長期戦をすると考え、リソースを稼ぎやすいリワトの方を採用。

 

・終わりに

というわけでノリだけで組んだリワト。

アーツのカロリーはまともに打ったら見込み16、防御面数は最大10ちょいです。

まあ、ピルピルキーで安定性増してるから何とかなると信じてこんなんにしちゃいました。

何せ実践で回したことないので欠陥はあると思いますが、ピルピルキーは相性悪くないと思います。

ここから練って本当に強くなったら嬉しいですね。

これからもリワトの活躍をあんまり期待せずお待ちください。

 

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岬杯にようこそ!

お久しぶりです。目標は打倒キーセレユヅキ、YSです。

 

早速ですが告知をさせて頂きたいいきたいと思います。

 

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(ロゴ制作LAKU様)

 

来たる10/27(日)、北千住にて岬杯という名前のオール三面チーム戦(セレロスアザー)の主催をさせていただくこととなりました。

直前で申し訳ないですが、参加をご希望の方は是非登録をお願いします。

 

www.izazin.com

また、当日はキャンセル待ち枠も用意しているので、もし定員からあふれていてもよければ来てみてください。

残念ながら今話題の世界大会権利は用意できていないですが、参加費も無料となっているので、お気軽に参加していただければと思います。

 

とまあ、告知としてはこんなところですが、せっかくのブログなので僕なりのオールスターの環境、および各フォーマットの考察を綴りたいと思います。

(※ここから先は現環境および公開されたカードをもとにした僕の考えとなります。実際あっているのかどうかはわかりませんが、よければ話半分程度に読んでやってください)

 

 

・オールスター全体

 

・K08新規カードについて(オールスター視点)

 

個人的にK08のカードの中で、オールスターのデッキに大きく影響を与えたのはこの二枚だと思っています。

 

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≪ぶりっつあーや≫は出現にアタックフェイズを持っていることからイノセンスやゆきめきーの上から出現させて【ダッシュタマ】等への防御に使える点、および出現時でキー効果としての除去能力を持つのでシグニルリグ耐性持ち等も除去できる点、そしてスペルメタ効果を持つ点、どれも非常に優秀です。

 

≪ザロウ≫は起動効果でコストの色指定なしにサーバントを含めたあらゆるシグニを回収できるといった、オールスターでも革命的なカードです。

下敷きの条件もシグニ2枚と非常に緩いこと、アタックフェイズの起動効果で面明け能力も持つことから、4以上にグロウするデッキであれば非常に入りやすいカードです。

 

特に≪ぶりっつあーや≫は【創生マユ】や【紡ぐ者】などを筆頭に、数多くのデッキで採用されています。フェアデッキ相手にも十分な役割を持ちスペルを使ったソリティアダッシュのメタカードとしても使えるこのキーは、オールスターをプレイする上で必ず意識する必要があるカードであると言えるでしょう。

 

また、K08の収録カードではないですが、K08の時期に登場したこちらのカードも要注目です。

 

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通称虚無キー。

このカードの登場により、優秀ではあっても限定条件のせいで入るデッキが限られていたアーツが今ではどんなルリグからでも飛んでくる可能性が出てきました。

この≪虚無キー≫もまた、オールスターウィクロスにおいて無視できない存在となっているでしょう。

 

 

 

 

・各フォーマット考察

 

・注目デッキ

 

正直現代オールスターはマッチングゲー感強いので好きなものを握ればいいと思いますが、数が多そうであると予想しているデッキについて考えたいと思います。

ここに書いているデッキ以外にも多くのデッキが存在すると思うので、小話程度に見てもらえれば幸いです。

 

 

セレクター編

 

その1.匠ウリス

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フラコスタブラジャックオキクドールといったデッキパワーお化け。

先ほど話に出たように≪ぶりっつあーや≫の登場で追い風なのもポイント。

セレクターの中ではかなりの安定枠ではないでしょうか。

通常のオールスター環境でもシェアが広いのでかなり多いと予想しています。

 

その2.創生マユ

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≪エヴォルブイオナ≫経由、≪白滅タマ≫経由、【虚無キータマユ】と、数多くのアーキタイプが予想されます。

虚無キー型でない場合、キーは≪ぶりっつあーや≫であったり≪華代キー≫であったり≪ドーナキー≫であったりと様々でしょう。

≪ぶりっつあーや≫だとスペル軸相手に気持ちよくなれるらしいです。

 

その3.ダッシュタマ

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このデッキもセレクターの中ではかなり選択肢に入ってくると思います。

しかしただでさえ苦手な【アルフォウ】が強化を得るので、やや向かい風かもしれません。

 

・ロストレージ編

 

その1.カーニバル-MAIS-

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なんやかんや安定枠だと思っています。

リソース獲得力、ダメージ要求力、防御面数はフェアデッキの中でもトップクラス。

ただややショットに弱いことや構築の幅がせまいこと、またトラッシュ干渉に弱いのがネックではあります。

 

その2.あーや

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スペル軸である場合≪ぶりっつあーや≫の存在がちらつきますが、アーツやキーの広い選択肢、またトラップを使った防御力から、いまだに安定枠だとは思っています。

ただ時間内に終わらせられるかという問題と、ジャムという自分との戦いを強いられる難しいルリグではあります。

 

その3.ナナシ

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4止めと5型、どちらも選択肢に上がってくるルリグだと思います。

4止めの場合はスペル軸の構築が多いので≪ぶりっつあーや≫の存在が悩ましいですが、それでも毎ターン配置禁止は強力です。

5型の場合は、バニッシュしたシグニをトラッシュに送れる点やレベル5のシグニを採用できる点、またスペルに頼らずとも≪蟹キー≫等で要求をかけていける点が強力です。

 

・アザー枠

 

その1.アルフォウ

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環境でよく見かける多くのデッキへ強く出ることが出来るデッキ。

K09で強化も確定しているので使いたい人は多いのではないでしょうか。

 

その2.サシェ

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序盤からダメージ要求力が高く、終盤耐性アサシンたちで詰めに来るデッキ。

耐性アサシンを受け切れるデッキはそう多くありません。

 

その3.タウィル

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シェムハザやガブリエルトといった優秀な天使を擁するルリグ。

アザーに多いと予想されるサシェに有利を取ることが出来、他のフェアデッキにも強く出ることができます。

ただリソース破壊やショットに極端に弱いです。

 

その4.レイラ

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キーセレの申し子。

環境にドーピングを受けることが出来るデッキが多くないことと、≪千差爆別≫でセカンドアプローチをかけることができることから悪くない選択肢だと思います。

ただドーピングを受け切れる相手に弱いのが気になりはします。

 

・終わりに

というわけで、自分なりのセレロスアザーに関する考えを書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。

新弾前なので蓋を開けてみないと色々分からないことが多いことと、セレロスアザーのチーム戦が長らく開かれていないのでどうなるかまだわかりませんが、とりあえずこんな感じになるだろうって予測してます。

近場の世界予選と被ってしまったため人が集まるか不安ではありましたが、それなりに予約埋まっててホッとしています。

参加者の皆様がどんな組み合わせで参加されるのか、とても楽しみです。

セレモニーの運営は初めてなので至らぬ点も多いかもしれませんが、何卒よろしくお願い致します。

 

何かありましたらtwitter(@wisdom875421)まで。