楚歌(もどき)やまな白タマ †Kの意思†
あけましておめでとうございます。YSです。
コロナがいつまで経っても終息する気配がなく気が滅入っておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
また自粛が始まり大会がしばらくなさそうですが、アニメも始まったことですしウィクロスに人が集まるよう頑張ってほしいところです。
前置きはこれくらいにして、本日紹介するのはこちら。珍しくキーセレの話です。
プリンセスディフェンスを搭載した楚歌(もどき)タマ(命名:やまな白タマ)です。
・デッキがデッキるまでの経緯
202X年、ウィクロスは、楚歌の炎に包まれた。
あらゆるデッキは、絶滅したかに見えた。しかし、一部のデッキは死に絶えていなかった…
- 『四炎楚歌』『ホーリーグランドスラム』『永遠の鍵タマヨリヒメ』を使って楚歌を3発打つタイプのタマ(通称:楚歌タマ)
- 『絶縁の豪爪』『四炎楚歌』によりライフを全て叩き割りドーピングで詰めに来るタイプのレイラ(通称:爪レイラ)
- 『繚乱する花束 アルフォウvsハイティ』で序盤の防御の薄さという課題を解決した夢限、糾う
- 周りの防御力が上がり立ち位置が下がったが、依然として『時雨の調 ゆきめ』『炎真爛漫』『歌舞熱曲』という強力な詰め筋を持つ華代
- 楚歌タマ、華代相手にしっかりと対抗できるにじさんじ
・・・・・・
はい、というわけで本日はキーセレの話です。
色々バタバタしててLGP終わったくらいからウィクロス復帰したわけなんですが、キーセレ君は楚歌で環境がめっちゃくちゃになってたみたいですね。
流れてくるレシピ見てて気を付けるのは上にあげたやつらっぽかったんで、その辺に対抗できるデッキを目指しました。
・元となった構築
LGPベスト4:せつびごさん
金プレタマにLRPがいっぱいで値段がすごそうですね。あんまり名前を見たことない方ですが、一体どこの誰なんでしょうか(すっとぼけ)。
それはさておき、個人的にこのデッキの気に入った点は以下の通りです。
- 『プリンセスディフェンス』により爪レイラ、楚歌タマ相手に後手からでもショットを止められる点
- 連発できる『ナンバーバインド』により華代にも対抗できる点
- 『四炎楚歌』が入っているので楚歌タマみたいな動きも可能
- アーツによって防御面数が傘増しされている点
童話型の楚歌タマはミラー後手や楚歌ショットを耐えられる構築に弱く、それらに対抗できるこのデッキはかなり魅力的に感じました。
というわけでこの構築をパクリ、そこから自己流のアレンジを加えて下の構築に行きつきました。
せつびごタマからの主な変更点は以下の通りです。
- グラスラの採用により楚歌が三発打てるようになったこと
- メンダコを不採用にしたことから必要なタイミングで的確に回収することが難しいと感じた白ブライド、ユキダルマのリストラ
- 上でリストラしたカードの代わりに基本的にいつ引いても強いクイン(青要員かつ有効LB)の採用
他にも細かい変更点はありますが、大体はこんな感じです。
また、華代に有利が取れるようメンダコを不採用にしてバインドを残していますが、ピン投に触れる機会を増やしたかったりハンデスに対抗できるようにしたかったら、バインドを切ってメンダコでもいいと思います。
各対面の動き
相手の盾やエナの数を見ながらじわじわと攻めていき、詰められそうなら楚歌グラスラで詰めに行きます。また、防御が足りなそうなら楚歌をプリンセスで切って防御を傘増しします。
こう言うとちょっとスイッチがうまくなった楚歌タマみたいに聞こえるかもしれませんが、楚歌タマと違う特定の対面に対して意識するべき点を書いていきます。
・対楚歌タマ(先手:有利 後手:五分)
ビカムがなければ先手が有利なマッチなんで、後手をとったとき意識するべきことを書いていこうと思います。
正直かなり引きに左右される対面なんですが、動くうえで意識が必要なことを書いていこうと思います。
・序盤の動き
3ターン目に白4+何かをエナに置いておかないと楚歌三発でお陀仏になるので、その状況をつくれるよう意識して動きます。
向こうもLB怖くて殴ってくるはずなんで盾からエナはもらえると思いますけど、それだけじゃエナは全然足りないんでオシャブは絶対引きましょう。
ちなみに僕はマリガンの段階でオシャブがいなかったら五枚マリガンしてます。相手がタマじゃないってわかってるならそこまでしなくていいかもしれませんが、相手のルリグがわからないときはオシャブを引く確率を1%でもあげるようにしてます。そこまでしてもオシャブを引かないときはラティナでオシャブをサーチします。ラティナもオシャブも引けなかったら負けなんで諦めましょう。試合終了です。
オシャブを引けたら一枚でも多く相手の盾を割れるよう、ラティナ、ボブスレー、ヨミフダを使ってビートします。相手の盾を減らさないと楚歌ショットの後返しを構えられてしまうので、盾は減らし得です。また、3ターン目はナンバーバインドが怖いんで合計レベルが7の盤面を作るよう意識しましょう。
3ターン目に白4枚を構えることが出来たら、他のエナはグラスラを打てるよう青やマルチを積極的にチャージしましょう。白4が残せてマルチを消費せず貼れるなら、要求値が上がるんで永遠キーも出し得です。
で、ここからはレベル4の攻撃を耐えた前提の話をしたいと思います。
分岐1.こちらの4のターンで仕留めきれそうなとき
実は発生することが非常に少ないんですが、一番楽なパターンです。
おそらく向こうもプリンセスは読んでくるんで返しは構えられることが多いですが、返しを構えられない時やこちらの要求が低いことにかけてくることも多いんで、手札やエナを計算して詰め切れそうなら詰めに行きましょう。
童話が貼られているなら想定はこのアーツ構成。
防御面数を意識した構成ではメンダコがバインドだったりブリフォだったりしますが、大体こんな感じだと思います。
画像を見ればわかるようにエクシードとエナに頼らない防御は存在しないので、グラスラで楚歌を連打して詰めに行けそうなら詰めに行きましょう。
分岐2.こちらの4のターンで仕留めきれそうにないor相手のアーツが分からなくて詰められるか怪しいとき
大体はこのパターンです。 このパターンは返しを構える必要があるんですが、向こうにグラスラ三発撃つ余裕がありそうなら永遠キーは使い物にならないんで即アーツ回収に回します。
場合によってはエクシードを一回も使わず破棄することになりますが、命には代えられないんで仕方ありません。
また、エクシードを二発使わせたら防御差で普通に負けることが考えられるんで、可能であればこちらもグラスラで楚歌をパクって向こうのエクシードを減らしておきましょう。
対夢限(先手後手:ともに有利)
想定アーツ構成はこれ。
レシピ:シモーネさん
楚歌ショットかけようにもTMB一矢ハッピーでまず無理なんでロングゲームに持ち込みます。
イノセンスが重いはずなんで有利に持ち込めると思いますが、グラスラでパクりたいマイオーラを5ルリグの出現時にルリグの下に格納されちゃうんで、楚歌は向こうが5に乗るまで残しておき、マイオーラを下から引っこ抜きましょう。
また、上で挙げたムーブで『楚歌』『グラスラ』は使っちゃうんで、プリンセスはバインドにあてて使いましょう。
対華代(先手:有利 後手:微有利)
バインド三発+楚歌にあてたプリンセスで守りながら勝利を目指すのが基本の流れです。
ただ向こうがエクシードキーを貼ってある状態でエクシードを残してこちらが4にグロウした場合、楚歌を打った方が勝利に近づくこともあるので、その場合はプリンセスをグラスラにあててもいいと思います。
あと、こちらの盾が0になってから永遠キーを貼ると非常にバリューが低いので、なるべく盾を残した状態で永遠キーを貼れるよう心がけましょう。
対にじさんじ(先手後手:ともに不利)
ショットをかけようにもTMBとキーに阻害され、攻撃力も高いことからかなり厳しいです。
3点要求を一枚ですべて止められるアーツはナンバーバインド以外入っていないはずなんで、序盤から盾を削っていき終盤はナンバーバインドに引っかからない盤面を意識しながら要求すれば勝てると思いますが、かなり引きが強くないとまず勝てないと思います。
・終わりに
というわけでプリンセスディフェンス採用型の楚歌タマの記事でしたが、いかがだったでしょうか。
正直もっと書きたいことがあるんですがキリがなくなっちゃうんでいったんこの辺で。
気が向いたら追記とか別の型についても触れてみたいと思います。
何かありましたらTwitter(@wisdom875421)までお願いします。